Medan Japan Club(メダン日本人会)はインドネシア メダン市およびその近郊に滞在している日本人の組織です.
このページでは会の活動内容やメダンの情報をお知らせしていきます.

2015年9月27日日曜日

秋の彼岸供養

  9月27日(日)にデリ・トゥア・メダン日本人墓地にて,「秋の彼岸供養」が行われました.

墓地はメダン中心部から南に10kmほどの距離にあります.

ここには太平洋戦争やインドネシア独立戦争で亡くなった日本人,大正時代以降に移民してきた日本人が眠っています.

MJC会員とメダン福祉友の会会員が集まり,メダンで亡くなった先人達を供養しました.

建物内の仏壇
インドネシア独立戦争 日本人戦没者慰霊碑
墓地にある数々のお墓

集合写真

2015年9月12日土曜日

企業見学会


9月12日(土)にMJC企業見学会が実施され,会員とその家族が27名参加しました.

訪問先はブリヂストン・スマトラ・ラバー・エステート社(P. T. Bridgestone Sumatra Rubber Estate)で,3名の日本人駐在員はMJC会員でもあります.BSRE社のあるスルバラワン(Serbelawan)はメダンから100kmほど離れています.朝早く出発し,借り上げバスで3時間半の行程となりました.

到着後はクラブハウスでゴムノキ農園や採取した樹液から天然ゴム原料にするまでの工程の説明を受けました.ゴム園の総面積は18,000haと広大で,山手線内側の面積3つ分に相当するそうです.従業員とその家族を合せると2万人以上が社宅に住んでいるそうで,学校や病院を備える敷地内は1つの町といえます.

その後実際にゴム園へ行き,苗木の接ぎ木や樹液採取の様子を見せてもらいました.生育,採取それぞれに生産性を上げるためのノウハウがあるようです.樹液採取のために樹皮を数mmカットする作業を体験することもできました.

接ぎ木
樹液採取の様子
樹皮カットの体験

 クラブハウスに戻っての昼食後,子供達は庭にあるプールで水遊びを楽しみ,大人達は工場の見学へと向かいました.

子供達は水遊び


この工場では,採取後の樹液に酸を加えて固形化したものを粉砕し,不純物を除去してから乾燥,圧縮までを行っています.一連の工程を見学した後,排水処理施設へと移動しました.

微生物排水処理の過程で回収した汚泥は養分に富んでいるため,その有効活用も検討されています.施設の脇には小さな農園があり,汚泥肥料で育てている野菜が植えられていました.

そこには前総領事が2年前に植樹したジャボンの木もあり,見上げるほどの高さに大きく育っていました.汚泥肥料のお陰かどうかは不明だとか.

最後に記念撮影を行い,メダンへの帰路に就きました.

世界最大級のタイヤの前で